お好み焼きパニック!!!
今日は何年かぶりにお好み焼きを作った。
私はお好み焼きが食べるのも作るのもあまり好きではない。
結婚して間もない頃、旦那はお好み焼きを、あんなの焼くだけでしょ?と言ってきたので旦那に作ってもらう事にした。
そしたら見事に旦那は焼くだけだった。
作った後のフライパンやらボールやら無駄に使ったお皿やら、全部そのまま。そして作ってやったぞというドヤ顔で終了。
さらに言うと、具材にもとことんこだわり、豚肉に長芋にシーフードにたくあんに天かすに青のりに鰹節に………
一食一品なのにとにかくお金がかかる。
たまに作る物だから、やってくれるだけましだから感謝しないと、とかあると思うけど、これなら自分で作った方が完全に楽である。
でもふと今日、お好み焼きにしよう!
愛する家族のため、たまにはみんなが大好きなお好み焼きを作ろう!と思いたったのである。
そう意気込んだけど、うちにはホットプレートがない。なのでフライパンの二刀流作戦で家族4人分作る事にした。
作り方をよく見て、材料を刻んで、刻んで、混ぜて、混ぜて。そして焼く。焼く。焼く!
表を4分、裏返し蓋をして5分、そしてもう一度ひっくり返し蓋を外して1分。
それをフライパン二刀流で計6枚!
タイマーは1つしか測れない!
こっちが4分で、こっちは裏返しで5分で、えっ?えっ?どっちのタイマーだったっけ??これは何回ひっくり返したっけ??
その間に2歳の娘がやって来て、お腹空いたからお菓子を出せと駄々をこね、6歳の娘はママ見て、ママ見て、プリキュアごっこしよとせがむ。
もう完全に思考回路はショート寸前。
お好み焼きパニック!!
鳴り響くタイマー、焦げるお好み焼き。流れる一筋の涙。
そしてその後記憶がないまま、お好み焼きはなんとか完成。自分が食べる頃にはもうお好み焼き見すぎてお腹いっぱいに……。
旦那に美味しいかたずねると、うーーん70点!俺が作った方が美味しい!との事だった。
唯一救われたのは食の細い長女が完食してくれた事だけ。
やっぱり私はお好み焼きは好きではないことを再認識した1日であった。
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